写真:二人の女性カーリング選手が競技場でカーリングをする様子。左の選手がストーンを持ち投げようとしており、右の選手はその右横に立ちストーンを見ている。
写真:二人の女性カーリング選手が競技場でカーリングをする様子。左の選手がストーンを持ち投げようとしており、右の選手はその右横に立ちストーンを見ている。

カールプレックスおびひろ様

i-PROカメラシステム
極寒の北海道で実績を上げたカメラシステムを、カーリングホールでのライブ観戦・配信用に導入。

課題

縦長の競技場で、奥の方では数センチを争う試合状況の確認がしづらいため、寒さや湿気に強いカメラ設備が必要。

解決策

主に試合が行われるシートには4台のカメラを設置し、同時に4台の映像確認を実現。IP66の防水・防塵性、使用温度-40~+60度、除湿素子を搭載した機種をご提案。

選手が投げるフォームや、投げた後のゲームエリア、定点カメラで上部から緻密な試合の様子を、同時に4か所の角度から見ることができるようになりました。

カールプレックスおびひろ
アイスメーカー 川平 景虎 様
ホールマネージャー 川平 操子 様
※所属は納入時のものです。

背景

施設のリニューアルを期に高画質なカメラシステムを検討

国際規格のシート(カーリングを行うエリア)を備えた世界有数のカーリングホール「カールプレックスおびひろ」様の観客席は片方のハウス(円)側に設けられています。シートは縦に長く、確認用のカメラも無く、特に奥のハウスでは、数センチを争う緊迫した状態をすぐ確認できませんでした。また、ライブ配信用に簡単なカメラを設置しましたが、画質も悪く、使い勝手も良くありませんでした。2019年、施設のリニューアルを行うタイミングで、試合中のライブ観戦が高画質で行え、また配信もできるカメラを検討し、パナソニックのi-PROシステムが導入されました。


導入理由

厳寒の北海道で使われてきたカメラの実績が決め手に

カーリング場は氷の状態がストーン(石)の一投一投に繊細に影響します。氷の質を安定した状態に保つため、湿度と温度管理がとても重要な施設です。カールプレックスおびひろ様は、湿度にも強く、寒い環境にも耐え、さらにライブ配信にも使用できる画質をもつカメラをお探しでした。

パナソニックでは北海道の多くの牧場で監視カメラをご採用いただき、「育成管理ソリューション」として冬の過酷な環境の畜舎で実績をあげています。今回、運営会社で牛舎設備も手掛ける「株式会社 土谷特殊農機具製作所」様を通じてi-PROカメラシステムが選定されました。


導入後の効果

見づらかった奥側ハウス(円)のストーンの位置関係が一目瞭然

主に試合を実施するCシートには、両端のハウスの真上にそれぞれフルHD屋外対応ドームネットワークカメラWV-S2531LNを計2台設置。室内空間ですが湿気や冷気が強いホール内で安定した映像を記録するために屋外仕様を選択しています。これにより見づらかった奥のハウスのストーンが画面上ですぐにはっきり見えるようになりました。

選手の表情や動きなども映し出せる

競技が行われる長さ約45m×幅5mのエリアをシートと呼びます。このシートを見下ろす位置に屋外フルHDボックス型ネットワークカメラWS-1511LNJを2台設置。今まで背中しか見えなかった、ストーンをリリースする選手の様子やストーンの前をブルーム(ブラシ)で掃くスイーパーの動きを映し出します。

カメラ映像はリンク外の表示用モニターで見ることができるほか、ライブ配信され、鮮明な映像で試合の様子を観戦できるようになりました。

防水、除湿、使用温度範囲-40°Cにも高い評価

カーリングはストーンの微妙なコントロールが要求される繊細なスポーツで、カーリングホールではアイス(氷)の状態も綿密に管理されています。通年使用できるホールでは、i-PROのIP66防水・防塵性、さらには使用温度-40~+60度、カメラ内部を低湿度に保つための除湿素子搭載など極寒の環境でも安心、と高い評価をいただいています。

さらに、Cシート以外の3シート(A、B、D)には通常見えにくい奥のハウス上に、フルHD屋外対応ドームネットワークカメラWV-S2531LNが1台ずつ設置されました。


写真:2面並んだカーリングコート

約40m先のハウス(円)を狙う。

写真:カーリングコートの上で奥のハウスをめがけてストーンをリリースする女性選手