概要

本製品は受注終了品です。
溶接ロボットの導入をご検討の際は、現行製品「G4シリーズ」でのご検討をお願い申し上げます。

CO2/MAG/MIG仕様はこちら TIG仕様はこちら



TAWERS WGⅢ/WGHⅢ スタンダードモデル

TAWERS WGⅢ/WGHⅢ スタンダードモデル

主な機能

  • CO2溶接で低スパッタ

  • 薄板MAG溶接のスパッタ発生を大幅低減

  • 高速のパルス溶接

  • 溶接条件の簡単設定が可能

Super Active TAWERS

高速溶接+極低スパッタで生産性向上に貢献


「Super Active TAWERS」は溶接電源融合型ロボット「TAWERS WGⅢ/WGHⅢ」に「スーパーアクティブワイヤ溶接法」というワイヤの高精度送給を組み合わせることで、スパッタの発生量を大幅に削減しつつ高速溶接を実現する溶接ロボットです。


軟鋼SPCCビード

軟鋼 SPCC 
継手 重ね ガス CO2 板厚 t 3.2 mm
溶接電流 320 A 溶接速度 110 cm/min



薄板化の進む高張力鋼板などの溶接に対応

HBC(Heat Balance Control)プロセスにより薄板化が進む高張力鋼板などの溶接に対応します。



従来タワーズビードとHBCプロセスビードの比較写真

高張力鋼(980 MPa)
継手 重ね ガス MAG 板厚 t 0.8 mm
溶接電流 150 A 溶接速度 100 cm/min


高電流(High Power)450Aの高速・中厚板溶接


HPSPCCビード

軟鋼 SPCC
継手 縦向き重ね ガス CO2 板厚 t 1.6 mm
溶接電流 380 A 
溶接速度 260 cm/min(下進30°)
ワイヤ YM-50(Φ1.2)

HPSPHCビード

軟鋼 SPHC
継手 下向きすみ肉 ガス CO₂ 板厚 t 9.0 mm
溶接電流 320 A ワイヤ YM-50(Φ1.2)


アルミの高品質溶接を実現


アルミビード BeforeスマッタありとAfterスマッタなしの比較写真

アルミ A5052 
継手 T継手 板厚 t 3.0 mm
溶接電流 155 A 溶接速度 60 cm/min


薄板アルミ溶接に威力を発揮します。

アルミ A5052
継手 突合せ 板厚 t 0.6 mm
溶接電流 50 A 溶接速度 150 cm/min

SAWP薄板アルミビード

亜鉛めっき溶接でスパッタ・ブローホールを低減

一般的な溶接ワイヤ(ソリッドΦ1.2)を使用することができます。CO2だけでなくMAG溶接にも適用できます。
幅広い目付量でも効果を発揮します。

CO2 ガス 45〜190 g/m2
MAGガス(80:20) 45〜60 g/m2
MAGガス(90:10) 45〜60 g/m2



Nomal CO2とSuper Zi-Activeの比較写真

250 A 80 cm/min
亜鉛めっき鋼板 板厚2.3 mm 重ね


スーパーアクティブワイヤ溶接法とは

溶接ワイヤが正送と逆送を繰り返す高精度な送給制御。ワイヤの短絡及び開放を確実に行うことでスパッタを抑制します。


アクティブワイヤ溶接法

TAWERS WGⅢ/WGHⅢ

CO2 溶接で低スパッタを実現


従来とMTS-CO2の溶接断面・スパッタ比較写真

溶滴移行安定化制御(MTS制御)により、CO2特有のスパッタを抑制します。
CO2溶接だから得られる安定したなべ底形状溶込みを維持しつつ、フルデジタル溶接機(350GB2)と比べて150A領域で最大75%スパッタを低減します。


薄板MAG溶接のスパッタ発生を大幅低減


スパッタ低減効果

溶接波形制御技術で、短絡領域の低スパッタ化を実現します。フルデジタル溶接機(350GB2)と比べて150A領域で最大90%スパッタを低減します。


高速のパルス溶接【HD-Pulse】


高速溶接事例

アーク長を短く、アーク幅を狭くすることで、高速溶接時の溶着量不足によるアンダーカットを抑制します。
短絡移行なのでドロップ移行より低入熱。GAP裕度が向上します。


溶接条件の簡単設定が可能【溶接ナビ】

長年の経験により蓄積した豊富な「溶接条件データベース」を標準搭載しているので、ティーチペンダントで溶接条件を簡単に確認、設定できます。また、自動設定された条件から脚長・溶接速度の調整も可能で、その変更に応じて電流・電圧条件を自動計算します。そのため溶接条件出しの時間を短縮できます。


ティーチペンダント

「継手」を選択すると形状に合わせて画面が変わります。
あとは「板厚」を入力するだけです。

さらに「脚長」「溶接速度」の調整も可能です。変更に応じて電流/電圧条件を自動計算します。


溶接始終端での品質向上と高速処理が可能

溶接始終端部で、溶接波形制御、ワイヤ送給制御と合わせて、ロボットがトーチを高速にリフトアップ処理を行います。


溶接開始部と溶接終了部

高速TIG溶接 高溶着溶接を実現【TAWERS TIG】

良好なアークスタートを実現し、溶接品質の向上とタクトタイムの短縮に実現します。高周波スタート、タッチスタート選択可能です。電極・フィラーワイヤの近接化でワイヤ加熱効果がアップします。


従来方式とTAWERS-TIGの比較

カーブドネックにより安定したフィラー送給を実現することで、溶接品質の向上、狙いズレ抑制に効果を発揮します。

スラグソリューション

スラグ剥離による塗装剝がれを防ぎ、高品質の確保ができます。


スラグの発生は健全な溶接結果の証


スラグ発生イメージ
  1. CO2 がアーク熱でCOとOに分解
  2. 溶融金属内でワイヤ中のSiとMnがOと結びつく
  3. SiO2やMnO(スラグ)が発生
    ※鋼中にもO2源あり。
    ※Oが残るとブローホールやピットとなるため、スラグは健全な溶接結果の証

スラグは発錆の原因となるため、対策が必要

溶接時に発生したスラグがビードの表面に残っていると、電着塗装ができないため錆が発生してしまう場合があります。
そのため、スラグがビードの表面に残らない施工が求められています。


各種ワイヤおよび各種工法に対応したソリューション


TAWERS スラグソリューション

各社のワイヤそれぞれに最適化したオプションを、TAWERSのHDパルス(MAG)もしくはSuper Active TAWERS(CO2)に組み合わせることでソリューションをご提供します。